製品概要

ねじりばねは、ばねの軸線の周りにねじりモーメントを受けるコイルばねです。
ばねに加えるモーメントの方向には、コイルを巻き込む場合と巻き戻す場合があります。
また、円筒形の部分には密着巻のものとピッチ開きのものがあります。
当社では、農業機械用タインなどで多く使用されています。

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特徴

  1. 1多様な端部形状

    端部の形状は、取付方法やスペースによって多様です。

  2. 22つのトーション

    種類は主にシングルトーションとダブルトーションに分かれます。

  3. 3狭いスペース対応

    ヒンジタイプは狭いスペースでも取付可能です。

  4. 4等しいばね定数

    トーションばねは、内側に曲げる巻き込む方向、外側に反る巻き戻す方向に関わらず、設計上のばね定数は同じです。

  5. 5変化する応力値

    応力値は、巻き戻す方向(広げ)と巻き込む方向(絞り)で変化します。同じ角度でねじった場合、基本的には、巻き戻す方向の方が、巻き込む方向に比べて応力値が増大します。

  6. 6コイル内径の収縮

    コイル内径には芯棒を通し使用するケースが多いですが、巻き込み方向に作用した場合、コイル内径は収縮します。そのため、最適な芯棒サイズを選定する必要があります。

課題別対応例

  • check オーダーメイドな設計提案
  • check 量産、単品製作対応
  • check 図面がなくて困っている
  • check 海外規格で困っている
  • check ばねの設計を変更したい
  • check ばねを強化したい

よくある質問

Q
どのような材質が使われているのでしょうか?
A
硬鋼線(SW-C、80CHTS)、ピアノ線(SWP-A・B)が主となります。
Q
ねじりばねの作用方向(巻き込み、巻き戻し)によって強さや特性は変わるのでしょうか?
A
作用方向によるたわみ角度毎の強さは変わりませんが、許容される使用角度は異なります。巻き込み方向の方がより広い範囲での使用が可能となります。
Q
どのような表面処理がありますか?
A
電気亜鉛メッキ(ユニクロ、クロメート等)や浸漬塗装、電着塗装があります。

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